最後のニュース

皆様、お久しぶりです。

Twitterでは相変わらずの調子で毎日元気にツイートしておりましたが、
ブログは書きはじめると『これでいいのかしら？』となんだか思考ループに陥ってしまう気がして
ちょっと更新できずにおりました。が、何も触れずに更新復帰もできません。

東北地方で起きた大震災、
テレビの中で映像が繰り返し流されているのに
なんだか自分の住む地域とはかけ離れていて
私の言葉はどれも上っ面に響いてしまうようで、未だに慰めの言葉がみつかりません。

先週同僚の外国人が、母国へ帰っていきました。
『外国人は地震、津波、原発が怖くて日本に居られないんだ』
皮肉めいた冗談を誰かが言いました。

きっと、この人も怖かったんでしょう。
外国人の彼も怖かった。私も怖い。みんな怖い思いをしています。

国へ帰る彼は会社の誰よりも早く募金をしました。
「地震のニュースを見て涙がでた。」と言っていました。

日本に居るのが怖いのも本当だし、日本を想ってくれるのも本当なんだと思います。

何が正しいのか、どれが間違って、どうすればよかったのか
何を伝えればいいのか、どう過ごすべきなのか、どう声をかければいいのか、
色んなことが混ざり合って混乱しています。

ただひとつ、確かに想うのは、

日本を離れる前に彼が寄付してくれたお金が、私が寄付したお金が、みんなが寄付したお金が

今日、だれかの毛布になって、夜の寒さを和らげてくれますように。
明日、だれかのおむすびになって、明後日を生きる力になりますように。

最後に、この曲(以前も貼り付けたけど)も。



平穏な毎日を過ごす私たちは、復興の道案内ができますように。

それでは、ごきげんよう！